techtrend seminar 2020

 2020年は、6月からオンラインセミナーとして4回開催しました。

次回は、11月17日「GAFA+M 話題の特許 最新号」をテーマに、米国の情報紙誌で2020年に話題となった特許をご紹介します。

なお、これらの講義はビデオ講座として順次サービスの予定です。


「なりすまし詐欺」対策システムとその特許

10/6/2020 



新型コロナウィルスを悪用する「なりすまし詐欺が増えています。WHOやCDCにもなりすました詐欺目的のメールが横行しています。

この「なりすまし詐欺」の主な手口は、偽サイトに誘導してログインIDやパスワードなどを奪うフィッシング詐欺、パスワードを搾取するため考えられる文字列を片っ端から試すアカウントリスト攻撃、SNS乗っ取り、なりすましメール、チケットなどの通販詐欺、有名人のアカウントなりすまし、など多岐にわたっています。

今回は、この「なりすまし詐欺」に対するシステム面の対策とその特許について先進企業の事例をご紹介します。

 

インターネット攻撃を特定して対処する方法  (Cleafy)

 

Man-in-the-Browser、Man-in-the-Middle、Bot攻撃を含むコンピュータセキュリティ攻撃に対抗するウイルス対策ソフトウェアに関する    

IVRシステム詐欺検出

( Pindrop Security Inc)

 

IVR(Interactive Voice Response自動音声応答装置)システムにおける操作記録を機械学習により分析し、詐欺の有無を検出するアイデア


ID詐欺防止ソリューション 

( Socure )

  

ユーザー認証のための顔認識データとソーシャルネットワークデータの分析

顔認証に加えて、SNSを通じたインターネットデータをも用いて総合的に認証するアイデア

デバイス指紋認証 

( ThreatMETRIX )

 

 

常時コンピュータとWebサイトとの通信を監視しIPアドレス及びデバイス指紋を取得、悪意のあるコンピュータを特定した場合、IPアドレス、デバイス指紋をブラックリストに登録しておく、デバイス指紋がブラックリストに登録されている場合、悪意のあるコンピュータであると特定


オーバーレイマルウェアを検出するデバイス、システムおよび方法 BioCatch)

タッチスクリーンの画面上の所定位置で人間以外のタッチイベントを自動的に注入する。

数ミリ秒以内に、非人間タッチイベントが保護用の常時最上位層で実際に受信されたか否かを検出



SLAM (Simultaneously Localization and Mapping) と特許

8/25/2020



SLAM (Simultaneously Localization and Mapping) テクノロジーの需要は、世界中のさまざまなユーザーの間で急速に高まっています。

市場は、さまざまな業界における自動化の普及、家庭用ロボットへのマッピングテクノロジーの浸透、拡張現実アプリケーションの増加など、多くの要因によって推進されています。 今回は、このSLAMテクノロジーにフォーカスし、先進企業のSLAM関連特許について分かりやすく解説します。

 

飛行体を用いたMAP生成 (Amazon) 

 

各地に飛行体(ドローン、小型飛行機)を飛ばし、航空画像を大量に収集し、MAPを生成するアイデア 

搬送ロボット  Clearpath Robotics Inc)

 

目標物の位置ずれに伴う衝突を回避


AI掃除ロボット

( iRobot Corp)

 

 

掃除ロボットの動作中に画像を取り込ませ、アノテーションを行わせ、分類モデルの学習を行わせるアイデア

ドローン速度検出アルゴリズム

( Parrot Drones )

 

オートパイロットの下でホバリング飛行を実行できるドローンの水平速度を評価する方法


搬送ロボット

( Locus Robotics ) 

 

 

参照マーカ30SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)を活用してロボットにMAPを生成させ、商品の搬送を支援するアイデア    



米国スタートアップ、注目のサービスと特許

7/21/2020



今回は、前回(6月開催)に続いてAI関連、そして工業用IoTの普及を加速するであろうバッテリーレス、ワイヤレスのセンサー技術およびテレワークに不可欠な電子署名サービスの特許とサービスについて講義します。

AIアバター ( IPsoft ) 

AIにより、適切にユーザの感情を判断し、仮想エージェントの表情を生成するアイデア    

DeepVariant    

( Verily Life Sciences )   

次世代シーケンサから読み取った対立遺伝子中の候補変異(バリアント)についてパイルアップ画像を生成し、当該画像をディープラーニングを用いて解析し、SNP(single nucleotide polymorphism) 、インデル 等の変異を検出するアイデア


バッテリーレスワイヤレス

センサ  Everactive ) 

ICに対するブートシーケンスを最適化することにより、バッテリー交換不要なセンサを提供する

オンライン文書自動生成

DocuSign ) 

サードパーティのコンテンツをオンライン文書署名に関連付ける  

フォームを予め決めておき、サードパーティのデータを自動入力することで効率化を図るアイデア    


記憶力331%向上させる学習アプリ 

 ( PICMONIC )

医学用語、医薬品、法律用語等、試験では大量に用語を記憶する必要があり絵画ニーモニック(絵と単語とを結びつけて記憶する方式)が提供されていた。絵画的ニーモニックをコンピュータを用いて改良したアイデア



米国スタートアッップ、注目のサービスと特許

6/18/2020



この講座では米国cbinsights社が選んだハードウェアやデータインフラストラクチャから産業用アプリケーションまで、人工知能のバリューチェーン全体で機能する最も有望な100のAIスタートアップの中から数社のサービスを選び、その特許から当該サービスを要約して解説します。

 

認知機能推定AI Mindstrong )

 

アプリに対する入力操作、タッチパネルでのジェスチャー、体の動き、目の動き、音声、加速度センサーデータ、ジャイロセンサーデータを、学習済みのAIに入力する。AIはBrain Health Metric(脳健康指標値)を出力

3語で位置特定 ( What3Words )

 

地球を57兆個のブロック(3m×3m)に分割し

3単語で位置を特定できるようにする。

3単語「trail.feast.beam」をユーザが音声入力

 

音声AI3単語を認識し、緯度経度に変換

3単語に対応する位置をMAP表示    


画像セットを通じたナビゲーション方法    Mapillary )

画像セットをナビゲートする方法

世界中で様々なユーザによって画像が撮影されている。

ユーザによりアップロードされた画像を連結するアイデア

 

 

 

3次元ビルディング

アナライザー Hover)

 

 

ダイレクトイメージキャプチャ

 

スマホで建物外観を撮影、AIを活用して3Dモデルを生成するアイデア


天災時における構造物の損傷指数の予測

( One Concern )

構造損傷の予測子における損傷データの伝播

 

地震などの天災が発生した後に、構造物の損傷の程度BDI(Block Damage Index) を、AIを用いて予測するアイデア





日本IT特許組合 事務局

 

Mail: inq@it-patent.jp