特許は、その企業の先端的な技術・サービスを知る貴重な情報です。しかしながら、特許文献は難解で知財関係の専門家以外が内容を把握しにくく、しかも英語の文献は、なおさらです。

このファイルは、BIG5と言われるApple, Amazon, Facebook, Google, Microsoftやシリコンバレーを中心に活躍するベンチャー企業が出願、取得している特許情報から米国の情報紙誌( Forbes, CB Insights, engadget, etc.)で話題になった特許を選び、対象とするビジネスモデルやテクノロジー、特にその着眼点を掴み、概要と特徴を分かりやすく解説しました。

当組合では、モバイル、AI、ビッグデータ、クラウド、IoTなど新しいプラットフォームを使った新サービス、新商品の開発をお考えの皆様に、このファイルを次のように活用いただくことをお薦めします。

                                                                   •自社のサービスや製品開発のヒントとして、

                                                                   •お客様へのサービス提案のヒントとして、

                                                                   •新規事業検討の参考情報として、 

 

        アイデアとは、既存の要素の新しい組合せに他ならない! James Webb Young

           また、ひとつの特許公報から最少3件の新しい発明が創造できるとも言われています。

  

     この「先進企業の新技術・新サービス100」を新たなアイデア、発明の情報源としてご活用ください。

 


サンプル(1)【AR(Augmented Reality) Map】

スマホをかざしてAR(Augmented Reality) Map案内

サンプル(2)【金融関連チャットボットにおけるダイアログ生成システム】

 



「先進企業の新技術・新サービス100」書評と活用方法

                          名古屋大学大学院情報科学研究科 教授 山本修一郎  

本書では、ビッグ5と言われるアマゾン、アップル、フェイスブック、グーグル、マイクロソフトとシリコンバレーの先進的ベンチャー企業の話題になった特許100件をわかりやすく解説している。筆者は、これまで、NTT研究所、NTTデータ技術開発本部、名古屋大学を通じて、65件の特許を書いてきた。他社の特許を知らなければ、同じような特許を書いてしまう危険性がある。一方、他社の特許を知ることで、自社の技術と組み合わせて新しい製品やサービスを創造できる可能性がある。

この「先進企業の新技術・新サービス100」をお読みいただければお分かりいただけることだが、すべてがまったく新しいアイデアだというわけではない。既知の製品やサービスと新しく登場したデバイスなどの新技術との組み合わせで構成されている。ということは、これらのアイデアを横断的に読むことで、新たなアイデアを着想できる可能性もあることになる。しかし、100件ものアイデア(特許の解説)が目の前に提示されたら、圧倒されて、どうやって理解していいか戸惑われるかもしれない。

前述したように、アイデア(特許)は組み合わせである。ならば、アイデア(特許)を構成要素に分解できるはずである。たとえば、特許を構成するサービスや技術を、入力、処理、出力に分解してみる。入力は、閲覧情報、操作履歴、人間の指の動き、手振り、振る舞いなどのジェスチャーや、位置情報や移動時の環境情報などに分類できる。これらの入力要素は、キーボードならびに、マイクやカメラ、振動センサーなどで認識される。これに対して、出力は、スマホ、ブラウザなどのユーザインタフェース、データベースや制御装置などの資源操作、権利や料金徴収代行サービス、コミュニティなどの管理、コンテンツの検索、選択、生成などに分類できる。この分類を使って、あらためてこの100件のアイデアを見てみると、「利用者が自分の置かれた状況に対して質問すると、過去の履歴を調べて失敗事例や成功事例に基づいて、テキストや音声、画像を組み合わせて適切に回答するサービス」などが着想できる。

本書の「はじめに」でも、言及されているが、サービスや製品の新規開発やお客様への新提案のヒントが、本書の解説から得られることはまちがいない。読者の皆さんが、本書に基づいて新たなアイデアを着想される様子を思い浮かべると、わくわくするものがある。

ITで新たなサービスや製品を創造しようとされているすべての皆さんに本書をお薦めする


掲載する100件の特許は、当組合で選定した特許情報をパートナー弁理士河野英仁氏に解説いただいています。

河野 英仁 

弁理士 河野特許事務所所長

1998年立命館大学大学院理工学研究科情報システム学博士前期課程修了。

1999年弁理士登録。

2005年Franklin Pierce Law Center (米国New Hampshire州)知的財産権法修士修了。

 2007年特定侵害訴訟代理人登録、清華大学法学院(北京)留学。中国知的財産権法夏期講習修了。 現在は、中国知財権利化に関するコンサルティング(発明特許・実用新案特許・ 意匠特許・商標登録出願、著作権登録など)および「中国知財紛争 に関するコンサルティング」(模造品対策、民事訴訟、行政訴訟、無効宣告請求、侵害鑑 定など) に注力。 MITコンピュータ科学・AI研究所 AIコース修了。



山本修一郎

 

 

 

 

1977年 名古屋工業大学情報工学科卒業.

1979年 名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻修了 同年日本電信電話公社入社

2002年(株)NTTデータ 技術開発本部 副本部長

2007年 同社初代フェロー,システム科学研究所 所長

2009年 東京工業大学 統合研究院 医療情報プロジェクト 特任教授

同年 名古屋大学 情報連携統括本部 情報戦略室 教授

2016年 名古屋大学大学院情報科学研究科 教授。

ソフトウェア工学,要求工学,ICカードプラットフォーム,ユビキタスコンピューティング,知識創造デザインの研究に従事 



 頒布料金(各巻1冊あたり、税別)

 49,800円

 別途送料がかかります。


このファイルは、各巻とも2頁/1枚(計225頁/171頁)でバインダーに収容してお送りします。


本書の著作権は、日本IT特許組合と河野特許事務所に帰属します。